カンボジアの賃貸物件の大家さん

こんにちは!!
投資家あおやまです。
今日はカンボジアの大家さんのお話をします。

カンボジアの大家さんで賃貸経営について深く理解して、とても素晴らしい人達がいますがそれはごく一部だと言うのを不動産業者をしていて日々実感します。

カンボジアの大家さんのほとんどは計算をしていません。
親しい大家さんに、物件を建てるのにいくら掛かったのか聞いてもわからないという回答が返ってきます。
日本だと建てる前に初めに計算するところですが、カンボジアではそうでも無いようです。
だから我々日本人が普通にわかる事でも、教えないと出来ないのです。

賃貸物件の経営者は、稼働率などを計算するのは普通ですが、カンボジアでやっている人はまずいないでしょう。
例えば、1000ドルの物件があったとします。
900ドルに値下げしてくれるなら入るよというお客さんが現れたとしてもほとんどの大家さんは応じてくれません。
そして1ヶ月でも2ヶ月でも1000ドルで入ってくれるお客さんを待ちます。

仮に2ヶ月待っていたとすると、900ドルでお客さんが入ってくれた場合と比べて既に1800ドルの機会損失が発生しているのですが、その事にすら気づいていません。
2ヶ月後に1000ドル払ってくれる入居者が入ったとして、1800ドルの損失を取り戻すのに18ヶ月かかります。
こんなのちょっと計算すればわかる話しですが、ここカンボジアでは知らない人が多すぎです。

例え1000ドルの価値があると言ってもお客さんが入らなければゼロですからね。
これはちょっと推測ですが、カンボジアでは新築なのに空いている物件がたくさんあります。
色々と理由はあると思いますが、希望の価格での入居者が決まらないからと言うのが大きいのではないかと推測しています。

ちょっと近々稼働率とか機会損失とか需要と供給の関係と相場、価格決定の仕方、満室経営の方法等などを盛り込んだカンボジア人の大家さん向けセミナーを企画中。
私の日本での賃貸経営は、昨年度実績で入居率96.3%だから講師の資格としては十分でしょう。
もちろん英語でやってクメール語通訳入れて、しっかりお金取ってやります!

カンボジアでセミナービジネス。
流行るかもしれないな(笑)

投資家あおやま
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