信じられない! 日本では考えられない様なトラブルの日々

こんにちは!!!
投資家あおやまです。
日本では考えられない様なトラブルに毎日直面している今日このごろです。
カンボジアではトラブルを楽しめないとやっていられません(笑)

カンボジアで多くの日本人が苦労しているのはズバリ、クオリティ・コントロール。
日本語で言うと品質管理です。
なぜ苦労するかと言うと基本的にカンボジア人は面倒くさがりです。
ちょっと面倒くさい事があると中々動いてくれない人がたくさんいます。
これが日本だと仕事だからと面倒くさくてもやってくれるんですけどね。

例えば私が行っている不動産検索サイトで言えば外観写真よりも内観写真の方が重要です。
外の写真だけを見て物件を選ぶ事なんてまず出来ません。
私がカンボジア人スタッフと一緒に回っていると10件中8-9件くらいは中の写真が撮れます。
残り1-2件は大家が近くにいないなどで、後でスケジュールの調整をして後ほど確認します。
しかし、物件の情報収集をカンボジア人スタッフだけに任せていると中の写真が1-2件程度で外観写真だけで終わらせているのがほとんどになってしまいます。
さらにしばらく様子を見ているとほぼ100%外観写真しかない物件情報だけでサイトが埋め尽くされます。
それで自分の仕事はちゃんとやっていると思っています。

そこで私は中の写真を撮れと何度も言うことになります。
中に入るともう一つ仕事があります。
お客様が簡単に比較出来る様に物件のサイズを測るのです。
私は簡単に物件のサイズが測れる様にレーザーで測る機械を渡していますので1部屋を数秒で測れます。
複数の部屋もプラスボタンを押すだけで合計してくれる優れものです。

中に入る様になってもサイズを測ってくれないので写真を撮るだけでは無くて中のサイズを測れと言い続けると、それが面倒なのかまた中に入らなくなってしまいます。
こうしてまた振り出しに戻ります。

私が一緒に回っていた最初の2ヶ月くらいで事業が黒字化したので、物件の情報収集の仕事をカンボジア人スタッフに任せて私が他の仕事に取り掛かろうとしていたら、外観写真だけで情報を埋められてお客様がサイト内だけで選べなくなり問い合わせも減りあっと言う間に赤字に転落しました。

簡単な仕事のはずなのですが、管理をちゃんとしないと直ぐに手を抜きます。
これは本人の能力の問題ではなく任せるのが早すぎた私が悪いのでしょうね(笑)

そうなると売上の一部を成果報酬として渡す約束をしていたのですが、収入に結びつかないので仕事が面白くないのか、手を抜く人達が自分から辞めてくれたのは幸いでした。
かなり時間的にも金銭的にもロスがありましたがいい勉強になりました。

辞めた後に全ての物件情報を見なおして外観写真しかない物件を検索にかからないように設定変更をした翌日から問い合わせが一気に増えました。
今は物件情報もより多く、細かく、精度を保っていますので、それ程大きく儲かっている訳ではありませんが、賃貸部門だけで黒字化して忙しい日々を過ごしています。
そうなると仕事は楽しいですが、忙しすぎて賃貸以外の他の仕事に手を出せないジレンマもあります。

今残ってくれているスタッフは手を抜く事なくとてもよく動いてくれます。
こういう人達を増やしていかないといけないので探すか育てるかしないといけません。

今は私がバッチリ管理しているので賃貸サイトの内容は素晴らしいと自分で言えるレベルですがずっと付きっきりだと他の仕事がなかなか進みません(笑)
そんな訳で歩みは遅いですがちょっとずつ前進しています。

応援頂けると幸いです。

投資家あおやま

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