今時代はカンボジア? はたまたミャンマー?

こんにちは!!!
投資家あおやまです。
最近カンボジアでも若干寒くなってきました。
それでも20度前後はあるんですが、カンボジア人にはかなり寒いらしくトレーナーを重ね着している人をちらほら見かけます(笑)

最近よく聞かれるのですが、今の時代はミャンマーに行くべきなの? それともカンボジアがいいの?と色々と聞かれます。

先日ミャンマーに行っている友人からこんなメッセージが届きました。
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ちょっとミャンマービジネスが進みにくいです、輸入も厳しいですし、土地が高すぎます。
わたしのよく行く寿司屋なんか家賃9万円が今度から25万円になるとかめちゃくちゃですよ。
人気の寿司屋 家賃9万→更新後25万
アメリカ大使館の横のイタ飯屋 家賃70万→更新後150万
知り合いのカフェ 家賃8万→15万
サクラタワー 1平米2012年40ドル→今年から一平米100ドル
そんだけ価値ある場所であればいいんですが、儲かってるのは企業の努力であって立地じゃないのにひどいですよ・・。
もうね、大家が儲かってるから俺の土地はそれだけの価値があるとかで強気で上げてくるんです。
ウチのビルも家賃が当初の倍以上で70平米で2000ドルが今更新すると4500ドルですからね。
一階なんか家賃高杉で1年以上テナントどこも入ってないとか意味不明ですよ。
それでこれから上がるとビル所有者は全然値下げしないんで。

人件費も日本語しゃべれるスタッフが少ないから全然日本語喋れなくて、使えないのに
300ドル~500ドルが今の相場ですからね。
去年まで100ドルで雇えたのに・・・。
需要と供給のバランスがおかしいのですが、もうやりたい放題です。

中略

昨日はミャンマー中から酒がなくなりましたw
今まで実は外国のお酒って正規ルートじゃ入れれなかったので、スーパーとかは密輸みたいな感じで普通においてたんですが、何故か昨日それが禁止になって今どこのスーパーもミャンマービールかマンダレーウイスキしかないんです。
シーゲームで外国人客が激増してるのに飲食店やバーとか大打撃みたいです。
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とまあミャンマーの現状はこんな感じだそうです。
じゃあカンボジアはどうなの?と聞かれると、結論としては同じです。

知り合いが入居しているビルは、3年前に1500ドルだったのですが前回の更新時には3000ドルになり今回の更新の時には4500ドルになりました。
流石に高いので、出ようと周りを探しまくったのですが、他に行ってもそこより高いところしかなかったので、そのまま居ることにしますとの事。
先日案内した別のお客様は東京の日本橋の物件と同じくらいだと驚いていました。
(かなり格安で借りているとは言ってましたがそれにしてもです。)

こういった影響は、当然商品の販売価格に跳ね返ってくるので、価格を上げれば客数が減るし、今までの様な利益は出せなくなるでしょう。

他には、賄賂をやめようみたいな動きがありまして、海外からの輸入品に関して正規のところを通してない貨物は9月ごろから物流の一部が停止していて、飲食店などの材料や建物の建材なんかも物によっては30%以上高騰している様です。
完全に供給不足です。

こういった問題は価格に直結する問題なので、このまま行くとかなりのお店がダメージを食うでしょう。

結論から言うと、海外だと上手く行きそうだなーと思って海外に出ても、日本で上手くいかない人は海外に行ってもダメって事です。

日本で1000万円かかるビジネスが後進国であれば100万円で出来る、これはある意味本当でしょう。
でも100万円で始められるビジネスの利益なんてそんなに大きくありません。
日本人が一人いたらそれだけで利益を圧迫してしまいます。

やはり現地で大きく稼いでいるところは初期投資に何千万も何億円もかけてます。
家賃も時代に左右されないように最初に買うか、5年以上の契約を弁護士を通してバッチリしています。(カンボジアでは契約の途中でも儲かっていると見ると家賃を上げると言い出す大家がいたりします。その為の弁護士を入れた契約です)
日本で上手く行く人は当然海外に行っても上手くできます。
日本で上手く行かないから逃げるのでは何も解決しませんって事です。

海外に出るのであれば目的を持って、どういった動きで何を狙って行くのか戦略が必要になります。
以上参考になれば幸いです。

投資家あおやま

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