Re: 気づき

お金持ちで慈善事業に熱心な人達がたくさんいます。

でも、寄付されたそのお金の使い道を真剣に考えている人はあまり多くいないのかなと見ていて思います。
寄付をすると言う事は、寄付をされた相手を幸せにする責任が伴う行為であると私は考えています。

学校や公園を建てる事や芸術に触れる機会を作る美術館を作る事など学びになる事は有効だと思いますが、
ただ単に、生活の援助をするだけだと、受けた側はそれに頼って生活するようになり、
ただ無駄に時間を過ごすようになる場合が多いように見受けられます。

そういった生活面での援助が、本当に必要な人達がいるのはわかりますが、
本当は働けるのに働かない人達もたくさんいるのでしょう。

国が行う援助も、ただ援助するだけではなく、もう少し考えてほしいものです。
この記事をみてちょっと危険だなと思いました。
【社会】 生活保護もらう人々…37歳男性「7時間労働は厳しすぎるので辞退した。毎日パチスロし、プロになるまでもらう」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111012-OYO1T00695.htm?from=top

プルタルコスの「道徳談」に次のような一節があります。
「一人の乞食が喜捨を乞うた。それに対して通行人は答えた。
 『一番最初にお前に小銭を与えた人がいたため、それがお前を怠惰にして、
現在のように卑しく、恥ずべき生活を送らせるようになった。
今、私がいくらかの小銭をお前に与えれば、お前はこれより後、
今よりも、もっと惨めな乞食になるだろう』」

多くのお金持ちは慈善事業に熱心なのだが、彼らの行為が、プルタルコスの言う
みじめな乞食を生み出すだけの結果になっている事に気づいていないのかもしれません。

寄付をする事は、寄付をされた相手も幸せにする責任が伴う事。
もう一度考えてみるのもいいかもしれませんね。

私は、僅かではありますが、以下の団体に寄付をさせて頂きました。
両親がいる普通の家庭では、子供を遊園地に連れて行く事など、当たり前の事かもしれませんが
児童養護施設の子供たちにとっては当たり前ではありません。

その子供たちを、クリスマスにディズニーランドに連れて行くというプレゼントをしています。
http://okyc.noor.jp/

きっと子供たちにとって一生忘れられない一日になるでしょう。
そんな夢の様な一日を与える事にちょっとでも協力できれば素敵ですね。

サラリーマン投資家あおやま

参考書籍


Comments

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    あおやまさん
    このブログの内容はとても深いです。
    自己満足ではなく、本当に相手が望む
    支援をしていくことが大事なんだなと
    気づかされました。
    ありがとうございました。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    りむゾーさん
    コメントありがとうございます。
    基本的には参考書籍に書いてある事の受け売りですがね。
    最近気になる事が多かったので記事にしてみました。
    どうせ使うならみんなが幸せになれるお金の使い方をしたいですね。
    あおやま

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