カンボジアは法治国家???

こんにちは!!!
投資家あおやまです。
私は不動産業をしていますので、人と会うとやはり不動産の話を頻繁にしています。
その中で先日欧米系の外国人2人からそれぞれ同じ様な不思議な体験を聞いたのでシェアしちゃいますね。

どちらの方も、10年以上長期で滞在されていて過去に不動産を売買した事があるという事でした。
参考までに色々と教えて頂いていたのですが、その中で驚くべきことがありました。

まあ通常売買で入手をして、売却したのが約10年前。
その当時は税金など何もなく5万ドルで買った物件を15万ドルで売却したり、2万ドルで買った物件を7万ドルで売却したりとそれなりに利益を出していた時代です。
素晴らしいの一言です。
私もその時代にカンボジアに居たかったです(笑)

それが、ここ最近(ちょっといつかは忘れましたが)売却時に税金が課せられる様になりました。
本来は、これから気を付けなきゃいけないねって話なのですが、問題は、過去に遡って売買して出した利益に対して税務署の職員が、法の不遡及の原則を知ってか知らずかわかりませんが当たり前の様に税金の請求をしてきたのです。

10万ドルの利益に対して、税金が5万ドルと言ってきたのでそれはおかしいだろと交渉の末にやっと1万ドルを下回るくらいになったとの事。
それならと言うことで渋々払ったそうですが納得が行かない話です。
もう一方も数字を忘れてしまいましたが同じ感じです。

一応参考までに遡及法についてWikipediaから抜粋してみました。
http://bit.ly/1ghEaAX
法の不遡及(ほうのふそきゅう)とは、実行時に合法であった行為を、事後に定めた法令によって遡って違法として処罰することを禁止する、大陸法系近代刑法における原則。
大陸法、英米法どちらにおいても採用された原則であり、「国家権力によって後付けで何でもあり」になってしまう事態を防止する原則である。

一応カンボジアの法律は、日本の援助で作成しているので基本は同じはずです。
ですので、法の不遡及の原則は当たり前にあると思います。
早く法律がちゃんと運用出来る国になってほしいと切に願いますが、これが当たり前になるには、もう少し時間が必要な気がします。
以上参考になれば幸いです。

投資家あおやま
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