最近株式投資教材を出して思うこと

最近株式投資の教材を出す様になって思うことは、出すにあたって当然マーケットリサーチの為に
競合の調査をする。

しかし、私がやっているような、決算書の読み方まで教えている教材を出している人が皆無な事に驚く。

よくあるのは、銘柄リストがあるから簡単に勝てますとか、このチャートをこう見ればとか勝てる
と言った内容が多いように感じるのはきっと私だけではないだろう。

そもそもチャート分析は、1人の大口が売り買いしただけで大きく動いてしまうので、正直あんまり意味がない。
詐欺とまでは行かないが、これって本当に効果があるのか疑いたくなる物も正直たくさんある。

銘柄リストをもらっても、それが本当に利益を出せる銘柄かどうかを確信する事ができなければ
たくさんの金額を一度に投資することもできないし、大きな利益を出すこともできない。
もちろんその銘柄リストだって100%勝てるということはありえないしね。

それよりも適性な銘柄を見つける方法を育てる方が重要だと強く思う。
でも、それって凄く果てしない道で、決算書の読み方を教えるのって、
教材を作っていて思うが非常に手間がかかる。 

だからみんなやらないのかなとも思うが、ある程度までは導いてあげる必要がある。
ある程度のレベルまでいければ後は勝手に育っていくし、そこまでが逆に一番難しい。
私は、父親の影響など、その点に関しては非常に恵まれた環境にいたので、
今度はそれを皆に還元していく番かなと思っている。

私の投資法が完璧だと言う気はさらさらないが、決算書の読み方が理解できれば、
景気がよくなってなんとかショックとか発生した時には、割高な株に空売りを
仕掛ける事もできるし、その後、株価が下がった時に割安な株を買って安心して放置もできる。

投資戦略の幅が大きく広がっていく。
チャート分析や銘柄リストをもらえるなどは、一見近道に見えるけど、
実は一番遠回りなのかもしれない。

財務分析は、遠回りなようで本当は近道だと確信しています。
簡単にできて勝てますと言う方が教材としては売れるのだろうが
世の中そんなに甘くはない。

でも実践してみるとそんなに難しくないことも実感できるはず。
初心者にも、可能な限りわかりやすく伝えているしね。
皆さんの投資の成功を心から応援致します。

投資家あおやま

私の株式投資教材に興味がある人はこちら
http://toushika-aoyama.com/letter.html

Comments