投資をする理由2

以前FXをやらない理由にもちょっと書いたが、お金（通貨）の価値についての自分の考えを書いてみる。

その前にそもそも通貨（紙幣）とは何かから説明する必要があるのだが、紙幣は兌換紙幣というものが以前にあってそれを発行した機関に持っていくと金と交換しますと保障されている紙幣のこと。元々は銀行に金（ゴールド）を預けたその預かり証が始まりだと言われています。

それに対して現在流通している通貨のほとんどは兌換紙幣ではな不換紙幣もしくは信用紙幣と言われています。

要はゴールドと交換できない。裏付けのない紙幣と言う事。お金でゴールドを買えるじゃんってのとはちょっと違う。
兌換紙幣だと一定の量の金と交換できるが不換紙幣だと量は相場により変動します。

量が変わる理由は不換紙幣の別名にもなっている信用紙幣という言葉に表れています。
ここで言う信用とは基本的にはそれぞれの政府に対する信用です。こんなに信用できないものはありません。
実際には価値がない通貨を信用しろとこうくるわけです。受け取りを拒否すると法律で罰せられる国もあります。
そしてFXがなぜこんなにも上下するのかその理由も実はここにあります。

最近金の最高値更新とかのニュースが続いていたりするがあれは金の価値が上がっているのではなく通貨の価値が下がっていると言う事。国債の増加による紙幣の大量発行は緩やかなインフレを起こしています。
紙幣は信用によって価値が変わります。でも信用は目に見えません。なので有名人のちょっとした一言でこんなにも上下するのです。それを素人が予想するのは不可能に近いです。

世の中は低金利時代となっているがそもそも金利を高く取れるほど立派な通貨じゃないと言う事。

貯金をしていてもインフレにやられて負けます。インフレは見えない税金です。
1000万円貯金しても10年後には実際の価値が800万相当になったりする可能性が大いにあります。

じゃあどうすればいいのかというところで自分の場合は投資をしているのだが
お金を貯めても仕方ないならお金以上の価値のある株を買う。
本当は価値のないお金を銀行から借りて本当の資産（不動産）を買う。


あおやま
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