【Open Street Map採用!】カンボジアでの地図情報について

こんにちは!
投資家あおやまです。
3月からアップしている弊社のサイトの新バージョンではGoogle MapではなくOpen Street Mapに移行しています。

Open Street Mapはこんな感じです。
https://www.openstreetmap.org

Open Street Mapについて知らない方のためにざっくりとご説明すると、自由に利用できるオープンソースの地図データベースです。
大手IT企業もデータ構築に協力していて、Microsoftは衛星写真で得られた建物の画像をOpenStreetMapに取り込み、アメリカの地図データに建物の形を反映させたり、これ以外にもAppleはフランスとデンマークの地図データに「建物の形と高さ」を反映するためのデータを公開したり、Facebookは人工知能を使ってタイの地図データの品質を向上させる方法を検討したりしています。

https://theodi.org/article/how-are-facebook-apple-and-microsoft-contributing-to-openstreetmap/

今回Google Mapから、Open Street Mapに移行したのは、いくつか理由がありますが、一番大きな理由はgoogle Mapでは更新が遅いからです。
例えばこの辺りなんて湖のままになっていますが、実際は既に何年も前に埋め立てられていて現在では立派な道路ができています。

同じ地点の地図で比べると一目瞭然です。上がGoogle Map 下がOpen Street Mapです。

 既に埋め立てられて、周辺は、立派な道路になっていますが、google Mapではこの辺りは未だに湖のままです。

最近やっとGoogle Mapでも道路データの表示がされたくらいですが、ちょっと遅すぎです。
その点、Open Street Mapは更新も早いし無料で使えて良いことも沢山あります。
最新の地図データが更新されているのもマイクロソフトやアップル、Facebookなど大手のIT関連企業が協力しているからですが、残念ながら完璧ではありません。

皆が使う情報を元に新しい情報を更新しているので、
例えば、こんな場所だとガソリンスタンドの中を皆が走っちゃいます。

そうすると地図上ではどうなるかと言うとガソリンスタンドの中に道路ができちゃいます。それも結構太い道路になってます(笑)

それでも、更新が遅いよりは良いと判断して、今回のOpen Street Mapの採用となっています。
実際の弊社データベース内では物件の位置情報(こんな感じの座標データ11.528596048091377,104.92708450446784)だけなので、表示する地図はどちらでも対応可能で、また次回のサイトの更新時期に採用する地図は変わるかもしれません。
カンボジアの発展が早すぎて地図情報が追いつかないほどなのは良いことだとプラスに評価して今後に期待して待ちたいと思います。

投資家あおやま
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