カンボジアで不動産業者を通した方が良い理由

こんにちは!!!
投資家あおやまです。

カンボジアでは不動産業者を通さないで直接取引をする事が可能です。
ですが、不動産仲介業者を通した方が後々何かと良い場合があるのでお薦めします。
ちなみに、自分が業者だから言うのではありません(笑)

ここカンボジアで不動産の賃貸や売買の場合は相手が訳の分からない事を言ってくる事が多々あります。
例えば更新時に賃料を2倍に上げてきたりする事だってありえます。
先日も弊社で仲介したお客様からお問い合わせがあり、元々400ドルの賃料が半年後の更新時に500ドルにすると言ってきたそうです。
そこで弊社から大家さんに連絡をして500ドルだと他で探せるので大家さんに取っても損になりますよと損得の話で納得して、そのままの賃料を引き継ぐ事になりました。

これは大家さんの値上げには全く根拠や理由がなく、弊社では賃料相場を把握しているので、具体的にどこそこで400ドルの賃料で同じような間取りの部屋があるから500ドルに値上げすると出て行ってしまって結局その空室期間分の賃料の損失が発生しますよと説得が出来るのです。
500ドルにしたら入居者が決まるのも確実に遅くなりますからね。

賃料を2倍にされてしまって継続しても儲からないので、事業そのものを辞めざるを得なくなる状態になってしまった方もいます。
私が以前会ったシンガポール人飲食店経営者は、家賃1500ドルのところで利益が毎月3000ドルほど出ていたそうです。
そこを家賃を3000ドルに上げるからと言われて全てをカンボジア人パートナーに売って撤退したそうです。
その半年後、残されたカンボジア人パートナーも事業を廃業して、その後元々お店があった場所は1年間以上経過したが誰も借り手はついていないとの事。

それも最初から3000ドルの利益が出ていた訳ではなく3年かかってやっとお客さんがついてきて、これからが回収だという時になっていきなりの賃料値上げです。
この様な状況が続けば貸し手も借り手もお互いに不幸になってしまいます。

また弊社では可能な限り大家さんの素性も調べています。
登記簿が上げられないカンボジアの事情があるので、かなりアナログな手法を使う場合が多々ありますが・・・・
実名ではない通称を普段使われている方はさらに困難ではありますね。
本当に色々な方がいます。

まあどちらにしても、ここカンボジアでは試行錯誤の連続ですが、着実に経験を積んできています(笑)
今後が楽しみです。

投資家あおやま

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