詐欺ではない悪徳業者

こんにちは!!!
カンボジアで不動産仲介会社を経営している投資家あおやまです。
ここカンボジアにはあからさまな詐欺師は別として実は詐欺師は少ないです。

その理由は単純明快で詐欺を取り締まる法律がないからです。
日本では詐欺に値するけれどもカンボジアではそれを取り締まる法律がないので詐欺ではなくいわゆる悪徳業者になるわけですね。

例えば絶対儲かるからと言って不動産を売ると言った利益を確約することは法律上禁止されていますがカンボジアだと捕まえる事が出来ません。
他には、日本の不動産の売買の場合は売買金額の3%を売り手からと買い手からの3%と合わせて最大6%を手数料の上限と法律で定めています。
賃貸の場合は、借り手と貸し手からそれぞれ合わせて賃料の1ヶ月分を手数料の上限としています。
(日本は大家からもらう分は広告費であって手数料ではないという事で借り手から1ヶ月を手数料として請求するというグレーゾーンが一般的ではありますが・・・)

どうしてそうなったかと言うと多く取り過ぎる業者がたくさんいたので法律で定めた訳です。
私が日本の法律と同じ範囲を上限としているのもこれが理由です。
広告費だとかのグレーゾーンも使っていません。

私は現地の不動産業者との付き合いはありますが、日本人がやっている他の業者さんとの直接の付き合いがほとんどないので知ることは出来ないですが、お客様を通して知ることはあります。

そこで話を聞いているとかなり驚く事があります。
例えば売買では、300万円そこそこの物件なのに30万円(約10%)の手数料を買い手側から取っていたり、売り手からは3%を大きく超える手数料分を最初から上乗せして販売していたりします。
同じ物件を扱っていたりするのでどれくらい盛っているかバッチリ分かっちゃうのです。

さらに、間取りをアップグレードと称してかなりのお金を上乗せしていたり、カンボジアの法律的にはありかもしれませんがこれはどうなのかと思うことが多々あります。

それとは別に通訳代として手数料とは別に法外な値段を請求しているとか色々と聞きます。
不動産業界以外でもコンサルタント料と称して大した情報でもないのに法外な値段を要求する日系企業がたくさんあります。

そういったところも、日本では詐欺に当たる場合もありますがカンボジアでは詐欺ではないんです。
法律の上では縛りがないので合法だからです。
だから大手を振って歩いていますし、どっかのお店に入ったら普通にいたります。
法律が無いからやっても特に問題はない。
だからやるかやらないかは個人の自由という事です。
それを責めるつもりはないし、強要する事もない。

ただ、私はこうやっていますというだけで、それによりどう評価するかは人それぞれだと思います。
業者が悪いと認識して高額請求をしてたら居心地は悪いかもしれませんが多分普通だと思ってそうですね(笑)

そんな訳で、カンボジアには詐欺業者は少ないですが、法外な値段を請求する悪徳業者はたくさんいます。

それとは別に正しい情報にお金がかかるのは当然です。
かなりのお金と時間をかけてコアな情報を集めているのでね。
むしろそういう人に出会ったらたくさんお金を払ってあげてください。

その見極めが難しいですが、大抵最初に大きく請求してこないで無料奉仕をたくさんしてくれます(笑)
請求して来ないのに支払うのは難しいですが、それだけでさらに気持よく動いてくれますよ。
お薦めです。

投資家あおやま
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