なぜカンボジアで不動産業なのか?

こんにちは!!
投資家あおやまです。
最近出会う人によく、なぜカンボジアで不動産屋さんにしたのですか?と聞かれます。
元々のきっかけは以前のブログで書いたある人物の紹介でカンボジアに来たのが最初でした。
きっかけにはなっているのでその点では感謝しています。

細かく言うと長くなるのでざっくりと説明すると、私は日本で不動産賃貸業、平たく言うと大家さんをしています。
その不動産賃貸業は、元々何もないサラリーマンから始め銀行からほぼフルローンの融資を受けているので負債比率が高いです。
贅沢しなければそれなりの生活が出来ますが、これ以上借金をして買ってよいのかとの疑問もあり、東南アジアなら価格も安く現金で買える物件があるかなと思い東南アジアを色々と見て回ってました。

義理の兄が10年ほどベトナムでビジネスをしていたのもありベトナムは何度か行ってましたがカンボジアは初でした。
ベトナムのホーチミンやシンガポール、香港など他の東南アジアの国と比べると、まだ何もなく、新しいビジネスの余地がたくさんありそうだなと言った印象でしたが、調べていくと物価は安いのに不動産価格は異常に高く、人口が1500万人程度しかいないので、マーケットが小さく大手が入りにくい市場だなというのが掴めてきました。

物価はそれなりに安いのに不動産価格が高い原因を調べていくと大家さんの言い値がまかり通っている市場が存在しない世界だと言うことが分かってきました。
2ブロック離れるといくらで貸しているのかほとんどの大家さんが知らないといった状況です。

ですので同じ様な間取りの物件が500ドルだったり1000ドルだったりと価格がバラバラです。

カンボジアに不動産会社は複数ありますが、私がリサーチを開始した時は、正しい情報を公開しているところはほとんどありませんでした。

600ドルで3ベッドルーム、プール・ジム付きとかBKK1の3ベッドルームで450ドル家具全部付きとかありもしない物件をWebに掲載しているところや、本当は平米10ドルなのですが、Webでは6ドルと表示していました。(今でも普通にやってます)

いわゆる釣り物件という奴です。
それでお客が釣れると事務所へ連れてきてその物件は先日決まっちゃいました。
代わりにこれはどうですか?と言った感じで案内していく、まさに千三(せんみつ)不動産屋が千の言葉を話したら、 三つしか本当のことを言っていない・・・ というたとえ話)と言われた日本の昔の不動産屋そのままでした(笑)

まあ千三は言い過ぎとしても、話半分と言ったところでしょうか。

そういった不動産屋とは逆に価格などの正確な情報を公開していけば、市場原理が働き下げ圧力にもなります。
そして需要と供給が安定してくればさらに下がります。

と言うことで元々自分が買うために情報を集め始めたのですが、自分の為だけに使うよりも集めた情報を公開して人の為に役立てようと思ったのです。
後は大手が来ないと言うことはしばらくは安心かなと言うのもちょっとあります。
リク○ートさんみたいな大手がきたら私みたいな個人は一瞬でやられちゃいますから(笑)

それを続けていけば掘り出し物件にも真っ先に出会えますし、そういった情報を集める為にも、不動産業は最適なんです。
日本でも他人の家はたくさん持っていますが、結局自分の家は賃貸のままですし、人の役に立つ仕事をするのは楽しいです。

正直情報集めはかなり大変ですが、そんな訳で私はカンボジアで毎日楽しく不動産業をしています。

以上参考になれば幸いです。

投資家あおやま

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