カンボジアは本当に貧乏な国か?

こんにちは!!!
投資家あおやまです。

カンボジアにしては寒い日が続きます。
と言っても20度前後はあるのでこんな気温で寒いとか言ってると1月に日本に一時帰国する予定なので寒さに耐えられるか心配になります。

私が移住する前にあんな貧乏な国に行って何するの?って言葉を何人から聞きましたが、1年5ヶ月住んだ私の感想を正直にいいます。
カンボジアは貧乏な国ではありません。

この7年間で300万ドル(日本円で約300億円)儲けたというカンボジア人に会ったことがあります。
物凄い豪邸が立ち並ぶエリアがあります。
私なんかよりもよっぽどお金を持っている人が大勢いて、レクサスが渋滞しています。
そんな話をすると見たことない人達からは信じられないかもしれませんね?

貧富の差は確かに随分とあります。
田舎に行けば安全な水にアクセスできない為に亡くなっていく子供がいます。
都市部では、物乞いをする人がたくさんいますし、道端で物を売る子どもたちをたくさん見かけます。
でもよくよく観察していると、乳児を連れた女性の物乞いは、実は子供をレンタルしてきてお金を集めています。
なぜレンタルしてまで物乞いをするのかを考えると、乳児がいるのといないのとでは、もらえる金額が変わるからです。
乳児のレンタルビジネスなんてのがある訳です。

道端で物を売る子どもたちの背後には必ず大人の姿があります。
子供を使った方が、単純に観光客からの売上が上がるからなのでしょう。
可哀想だから買ってあげちゃう知らない人たちがたくさんいるのです。

以前とある観光地に行った時の事。
一人の片足の膝から下が無い物乞いが地面を這いながら移動してお金を要求していました。
その後しばらくして夕方ぐらいになると、ちょうど帰宅するところだったらしく自分の荷物をまとめていました。
その後すくっと立ち上がり、松葉杖をついて歩いて帰って行きました。

さっきまで這って歩いていたのはお金をもらうための演技だったのです。

カンボジアは以前は貧乏な国でした。
貧乏な国だった時にNGOやボランティアがたくさん来て何も考えずに与えすぎてしまって、何もせずにもらうことに慣れてしまった人たちがたくさんいるのです。
それで誰も働かなくなって崩壊した村があると聞きます。

生活保護と同じです。
最初は何もしないで、お金をもらうことが恥ずかしいと思うそうですが、それに慣れてしまうと次は、お金をもらうことの言い訳を考え始める。
今は仕事が無いから仕方ない、貧乏だから仕方ないとか色々です。
そうして、もらうことが当たり前になっていく。
誰も何もあげなければ、働くしかないのですが、それで何とかなっているうちは働こうとはしません。

今カンボジアは豊かな国になりつつあります。
今後カンボジアが自立していくためには、災害などで一時的に必要な時はあるかもしれませんが、もう寄付はこれ以上必要ないと思っています。
彼らが自立して行くために必要なのはインフラやビジネスです。
例えば物流のインフラがあれば足が悪くて直接買付に行けなくても自宅で商売ができますし、色々なビジネスが彼らを変えていくでしょう。

カンボジアは貧乏な国だからしょうがない?
そんな時代はもう終わりにしたい。
大きく発展するカンボジアがみたいです。
この国の素敵な将来にちょっとでも貢献できたら嬉しいですね。

投資家あおやま

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