私の投資法ではPBRを基準としています。
��BRは非常に優れた指標だとは思いますが完璧ではありません。
仮に資産の中に不動産があったとしてその価格を正確に出す事はほぼ不可能です。
なぜかと言うと、市場に出して初めて値段がつく場合もたくさんあるからです。通常は簿価(帳簿上の価格)で計算しています。
アパレル関連の在庫もかなり微妙です。流行遅れの売れる気配すらない商品を資産計上している場合もあるからです。資産の中身を見る事は重要です。現金であればまず問題ありません。
実際に投資をする前には決算書の資産の中身を確認する事をお勧めします。

投資候補リストに残った銘柄を詳しく調査をする場合は、まず会社のHPを確認します。
上場企業であれば投資家向けにIR情報を開示していますので、四季報よりもさらに詳しい決算書情報を確認します。
※決算書の見方がわからない方は勉強する事をお勧めします。
勉強と言ってもそれほど難しい事はありませんので安心してください。
基本的には足し算と引き算で、たまに掛け算と割り算が出てくる程度の
算数の世界です。
マニュアルの最後に、お勧め書籍を紹介していますのでご参照下さい。


その他、グループ企業の概要等インターネットで入手できる情報は可能な限り入手してください。私は全てをgoogleで検索して情報を得ています。
インターネットの銘柄についての掲示板を見るのは構いませんが、情報は参考程度にして下さい。
本当の事が書いてあるとは限りません。

応用編ですが、銀行の決算書の見方を参考までに
業界の格言として、利益(損益計算書)は「意見」、キャッシュフローは「事実」と言いますが、キャッシュフロー計算書は財務三表の中で最も重要と考えます。注意深く見れば粉飾をある程度見極められます。
売上、利益とも伸びているのに、それに比べて営業CFが伸びていないとか、逆に減っている会社は危険信号です。
あと、実際には決算書を見なければ判断できませんが、流動資産のうち、売掛金も80%程度の掛け目を入れれば、現金にみなしても良いと思います。
株価が割安かどうかを図る簡易計算式は以下になります。
現金+売掛金等×80%-借入金>時価総額
ハイビックの場合は、このロジックでも時価総額を上回ります。これで相当キャッシュリッチな会社であるとわかります。 

他にも決算書の見るポイントを語りだすとキリがありませんが、少なくとも営業キャッシュフローの動きをチェックしておけば良いかと思います。

信用取引はお勧めしません。自分の思惑と反対方向に行った時にコントロールできなくなる
恐れがあるのが大きな理由です。そこまでしなくても2倍、3倍と上がっていく銘柄は低位株の中にはたくさんあります。焦らず着実に進んでいく事をお勧め致します。

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